"エンパイアビジネス"の羅針盤
ハイレベルな女性起業家の為のビジネススケールの手引
Part #2: 幸せな長期講座作りの秘訣
私のクライアントの一人であるアマーリア香織さんは、2020年にマレーシアに在住していました。
彼女のビジネスは起業してから順調に成長していましたが、
当時は月商1000万円を超えることができない壁にぶつかっていました。
また、個別セッション型の講座提供をしていた彼女は、お客様が増えると個別セッションが増えてしまって自分の時間が無くなることを恐れており、スケールすることができないジレンマを抱えていました。
そんな時に私と出会い、ローンチを学び始めたのです。
彼女は最初のローンチで月商1000万円を超えることができ、その後サービスクオリティを一切落とさずに自分が関わらなくても講座運営ができる仕組みを学び、すぐに取り入れました。
これによって彼女は自分の時間を確保することができ、チームビルディングと集客販売に力を入れることができるようになりました。
わずか1年で年商を1億以上まで伸ばし、1年後に夢だったドバイに移住することができるようになったのです。
今、彼女のチームは大きなチームへと成長し、彼女は自分のスタイルに合ったワークスタイルを確立し、自分の魂が喜ぶことに多くの時間を使えるようになっています。
香織さんも、かつてあなたと同じ問題を抱えていました。
しかし、彼女はその問題を乗り越え、人生を劇的に変えることができました。
それができたのは、彼女が戦略を学び、実践したからです。
香織さんと同じように、あなたも今の苦しいサービス提供方法を改善して、もっと多くの人の幸せに貢献し、家族や自分のやりたいことにもっと自分の時間を使えるようになります。
「エンパイアビジネスの羅針盤」第二回目のレポートでは、これから大きくスケールしたい女性起業家のあなたに、サービスレベルを落とさずに顧客満足度を上げてクライアントの結果を出す、チームによって仕組み化された長期講座プログラムの作り方のヒントを提供します。
私が作ったエンパイア、「ローンチクラブ」
私は、2016年にアメリカ・フェニックスでジェフ・ウォーカーが開催していた3日間のイベントに参加し、そこでLaunch Clubというローンチを学び実践する1年間のコーチングプログラムに参加しました。
このLaunch Clubは、ジェフ・ウォーカーが2015年に作った長期講座で、私は幸運にも2回目の募集の時にここに入るチャンスを得ました。
そこで私が受けた講座の内容やコミュニティの文化は、日本ではこれまで見たことがない素晴らしいもので、とても大きな感銘を受けました。
そして、日本の起業家にも同じプログラムを提供したいと心から思い、ジェフ・ウォーカーに直談判してライセンス契約を果たし、2018年からLaunch Club Japanとして日本でこのプログラムをスタートしたのです。
ちなみに、ジェフ・ウォーカーの本国プログラム以外で世界でLaunch Clubのブランド名のライセンス取得をして同じプログラムを運営している人は私しかいません。
私自身もかつて、あなたやアマーリア香織さんと同じように、講座のスケールアップに悩んでいました。
ローンチクラブを最初にスタートした当時は、まだ仕組みがまったく整っていなく、毎週のように私自身がグループコンサルティングを行ったり、プーケットから日本に度々帰国してリアルで講座を開催したりと、多くの時間と労力をここに費やしました。
ですが、アメリカのローンチクラブで自分が実際に体験した仕組み化された講座を時間をかけてひとつずつ構築していくことで、講座の受講人数をスケールしていくことができるようになったのです。
最初は集客にとても苦戦していましたが、講座生の実績を上げることにとにかくフォーカスし、その結果、2021年の講座生の売上合計は14億2000万を超え、年商1億を超える女性起業家をこのローンチクラブからこれまでに11名輩出しました。
こうした結果のおかげで、業界の人に誰ひとり紹介を頼むことなく、口コミや講座生の方の紹介のみでどんどん広がっていき、ローンチクラブの受講者数はこれまでに合計200人を超え、現在、オンラインで活躍していて知名度のある多くの女性起業家がこれまでにローンチクラブで学んでいます。
理想のクライアントと心から信頼できるチームによって運営されているローンチクラブは、単なる講座サービスを超えた最強のコミュニティであり、私にとっての「エンパイア」です。
なぜ「ローンチクラブ」の講座モデルはうまくいっているのか?
それは以下の5つの理由からです。
1. 明確なビジョンと目標の設定
私にとっては、メンターの側で本国のLaunch Clubから講座運営の方法を直接学べる環境が講座の成功に大きく貢献しています。
そこに参加している人たちの実際の声を生で聞いたり、講座の内容が毎年アップデートされて成長していくプロセスを見たり、コミュニティの文化形成とインパクトをメンターのLaunch Clubの講座で自分自身が体験することができたので、私の中で「こうあるべき」という日本のローンチクラブの未来の明確なビジョンと目指すコミュニティの方向性がとてもクリアになっていました。
迷ったときには、本国のコーチやジェフ・ウォーカーに直接アドバイスをもらうことができ、こうした環境が、それまで日本にはなかった新しいモデルの長期講座の実現に繋がったと思います。
ビジネスにおいてあなたが目標を達成のために必要なことは、どれだけ目指す未来のビジョンを鮮明に描けるかです。
私は2016年の入会からずっと継続更新していて、現在は最上位のマスターマインドのメンバーとなり今年で入会8年目になりますが、今も進化し続けるメンターのLaunch Clubの講座は私の日本のローンチクラブが目指すべき指針となっています。
2. コーチの採用と育成
ローンチクラブでは、専門スキルやローンチの経験を持つコーチがサポートし、適切な役割分担を行いながら講座を運営しています。
ここで私が重視しているのは、コミュニティの文化形成に適した人材であるかどうかです。
コーチの人材採用を行う際には、その人の持つバックグラウンドやスキルと資質の見極めを慎重に行い、採用されたコーチは全員1年以上やめずに長期間にわたって一緒にこの講座の中核となる大事なチーメンバーとなっています。
コーチにお金以上のやりがいを感じてもらえるような環境作りを意識しており、ローンチクラブはコーチが自主的に考えてチームディスカッション行いながら、私が講座の中に入らずともコーチ達のチームワークによって円滑に運営が行われ、高いレベルのサービス提供ができるプログラムにまで成長することができています。
3. フィードバックの収集と改善
私たちは常に講座の受講生からのフィードバックを収集し、講座の改善に取り組んできました。
なぜ実践できる人と実践できない人がいるのか?その人たちそれぞれに共通することはどんなことんなことなのか?
普段、講座生たちと接しているコーチ陣と毎週ミーティングを行い、そこで受講生達の課題点、うまくいってること、うまくいってないことをシェアし、より良いカリキュラム作りとサポートをするために、この5年間に多くの新しいことに取り組んできました。
その中にはうまくいかなかったものもありましたが、現状に甘んじることなく常にイノベーションし続けるマインドをコーチと運営チーム全員が持つことで、ローンチクラブは今は止まらず進化し続ける、世界最先端のローンチマーケティングが学べる日本最高の長期講座となっています。
4. 効率化とオートメーション化されたプラットフォーム
コーチの負担を極力減らし、コーチングのサポートにできる限り集中できるような仕組みを整えるため、ステップメールや講座のライブ自動配信の仕組みを取り入れたり、講義資料のドキュメント化を行うなど、提供側、受講側の双方の無駄な時間と負担をなくす仕組み化を常に行っています。
さらに、2023年4月からは、講座プラットフォームをFBグループと会員サイトから、講座提供とコミュニティ交流がすべてオールインワンとなったMighty Networkへと移行し、講座生がより学び実践しやすい環境を整えています。
5. コミュニティの文化作り
最も力を入れているのは、メンバー同士が教え合い、協力しあえるコミュニティ作りです。
私がこれまでに7年以上アメリカで学んできたマスターマインド運営の様々なやり方をローンチクラブの中に導入し、コミュニティのメンバーがお互い応援しインスパイアし合える文化を作っています。
こうした環境づくりが、100万円以上の高単価な年間更新料を払ってでも継続し続けるメンバーを生み出し続けていると言えます。
あなたもエンパイアを作れます
これまでの5年間の取り組みを通じて、私のローンチクラブは、多くの女性起業家たちのローンチの成功実績を生み出すをことができる場所となりました。
何よりも私が嬉しいのは、ここでローンチを学んだ女性起業家のリーダーたちが、多くの人に自分の商品やサービスを届けることができ、そのサービスを受けたたくさんの人たちの人生に変革を起こし続けていることです。
こうした取り組みは、すべて戦略的に行ってきており、フレームワークがとても大切です。
あなたも、私やアマーリア香織さんが実践した講座作りの方法を取り入れることで、もっと大きなインパクトを起こし、あなたのエンパイアを作ることができます。
また、長期講座を作る上でサービス内容と同時に大事になるのは、実は商品の価格設定です。
これまで多くのクライアントを見てきて、多くの人が商品の間違った価格設定をしてしまい、金銭的なビジネスの損失をしているだけでなく、自分のマーケットにおけるポジショニングを下げてしまう状態に陥っていることを発見しました。
次回の第3回レポートでは、「あなたの年商が2倍になるアップセルの法則と正しい価格設定」についてお話しします。楽しみにしてください。
池田秀樹